前回→【感想記事】シノハユ 第32話「上級生」ロンさせてっツモらせてっ(いつも考えてること)

前話書き損ねたから同時更新。手抜きでごめんね……。
でも麻雀回って日常回に比べて圧倒的に書くの難しいんだ……ぶっちゃけ麻雀そのものの考察書けるほど私麻雀詳しくないからね……。
というわけで、どうも山吹です。
すっかり暑くなってきて参りましたね。ただ暑いは暑いでも湿気の多い暑さはどうも苦手です。蒸れるのほんとどうにかなんねーかなぁ。
特に靴とか股下の蒸れっぷりがひどい。何か良い対処法を捜して行きたいこの頃。
さて、それでは続きから感想記事になります。
ビッグガンガン最新号のネタバレを含んでいますので、単行本派の方はご注意ください。

前回、絶望の六向聴から鳥さん絡みの鳴き三色を和了ることに成功した白築慕さん。
ただの和了りではなく、3つの供託リー棒の回収、そして場の流れを自分に持っていくという意味でも大きな価値のある和了りだったと言えるでしょう。
それにしても多くの供託リー棒が溜まっている時に和了って回収するのは気持ちのいいものですねぇ。意外と大きいものですしおすし。
続く東二局からは慕さん、曖奈さん、伊藤さんと和了っていき、南入。
この時点で可愛過ぎさくらさんじゃなかった河杉さくらさんは焼き鳥状態で、点棒が五桁を割る大ピンチに。
9800ってまだなんとか返せる数字に見えないこともなくもないかもしれないけど、30000点持ちスタートなので普通の25000点持ちなら5000点切ってるんだよね。シノハユはいつもとルールが違うからちょっと感覚ズレやすい。それ言ったら本編100000点持ちだけど。

一人凹みしてる時点で字牌が大量に来たらやることは二つ!
そう、ぶち切れるか「これダメ元で国士和了れっかなぁー」と考え始めることですね!(※麻雀の途中でブチ切れる行為は推奨されておりません)
とはいえ、国士は役満の中では比較的和了りやすい分類ですし、可愛過ぎさくらさんは現時点普通に和了りを目指しても難しい状況下。ここは和了れない可能性が高いことを分かっていても、イチかバチかに賭ける選択は間違ってはいないでしょう。
……とやっていたら、なんと10種からの国士和了。咲シリーズだと個人戦の佳織さん以来かな。

この状況でもおめでとうと言える慕メンタルisGOD.
大会の負けたらヤバイ状況でも言えるなんて、やっぱシノはすげぇよ……。

そこから曖奈さん、慕さんと和了っていってついにオーラス。
トップは役満を和了った可愛過ぎさくらさんだが、元の点数が点数だったせいで点差自体は意外と僅差。
4600点差を詰めることができるか慕さん。
曖奈さんがドラ3三色同順、慕さんは三色同刻を狙うために次々と鳴いて仕掛けにいく。
途中、伊藤さんから当たり牌が出るも、慕さんまさかのこれをスルー。それは和了っても一位になれないため、慕さんらしい見逃し方だ。
しかし、それがアダとなって曖奈さんに頭ハネで掠め取られ、残念ながら一位になることは適わず。
慕さんが常に一位を目指すというスタンスは我々も知っての通りでしたが、しかしこれは自分だけでなく他のメンバーも含む団体戦。
もしも伊藤さんから和了っていれば一位は取れずとも万原中に一位を二回取らせることはなく、また少しとはいえ点差を詰めることができていたのです。
しかし、点差が大きく開けている現状では慕さんの一位へのいつものこだわりを抜きにしたって、点差を少しでも詰めるより一位を三回取りにいく戦法は普通にアリな考え。
果たして、どちらの方が”最良”の結果となるのか。
それは神のみぞ知る──。
そこに辿り着いた思考の過程はどうあれ、結果だけを見るのであれば一位を目指すより伊藤さんから和了って万原中との結果を詰めた方がいいということになりました。結果論だけで良い悪いを語るのは麻雀においては論外だとは思いますが、大会においてはその場の結果だけが全てですからね。

個人戦ならまだすっぱりと割り切ることもできたのでしょうが、これは団体戦。
良い悪いはさておいても、やはりチームに負担をかけてしまったことについては今までには感じたことのない類の重圧を受けてしまったようです。
チーム戦というのは、個人戦ではどうやっても味わえないこの重圧こそが面白さへと繋がる……普通は個人戦の麻雀という競技を団体戦にすることによって面白く見せるなんてやっぱりっつん神先生はすげェよ……。


→+Bでロケットずつきかな?
はー、オレもなー、慕ちゃんにロケットずつきかまされてーよなー、オレもなー。

濃厚なシノリチャを前に、質屋もさすがに困惑。
頭突きしたいわけでもないのにどうしてリチャに突撃するの? それはね、そこに的があるからさ。

慕さんから後を託された雫部長。
点差は未だ広く、一位の回数でも万原中に負けているという状況。
しかし、副将ということで相手も各校の4位以下の可能性が高いわけです。中堅までの3人の重要度が高いからね。
それなら雫部長も勝てる! いけー、いけー、し・ず・く!!

万原、魚瀬、第六にフルボッコにされ、なんとオーラスまで焼き鳥という酷い状況。ヤケでビール呷りたくなるね。焼き鳥だけに。

その上頼みのツナであるオーラス配牌でも酷い有様。
しかし、雫部長は「運に見放されても部員に見放されたくはないわ」と名言を放ちつつ、閑無を意識しながら逆転の芽を育てていきます。
しかし、先鋒だったからなんとなくの予想はついてたけど、湯町のランキング一位って閑無だったのか。
まぁそれには閑無の素の実力も当然含んでいるが、はやりんが欠席しがちなことと、慕さんの打ち方が明らかに長いスパンで見た時に得られる結果という意味で適しているわけではないという二つの要素も孕んでいそう。
前にスマホゲーやってた時にも言ってたけど、閑無は部内でやる時はのどっちのように長い目で高い勝率を叩き出せるデジタル中心の打ち方をしているのかしらん。
閑無ならこうする、と鳴き速攻を仕掛けていった雫部長。
結果、クソ配牌から喰いタンで和了ることに成功し、次に繋ぐことができました。
さらにそこから比較的? 良配牌を貰い、万原からピンピンロク+一本場を和了ることに成功。
続いて三連荘でまくってトップに立つことに成功、湯町の勝ちを繋げることに成功しました。

今回のやらかし案件は確実に万原中の小村さん。
オーラス一本場、トップの万原は団体戦の性質と現時点の点差を考えればこの場で最も警戒すべきは湯町の一位三回。残り二校は点差でも一位の回数でもおそらく上回られることはないだろう。
そしてオーラス時点で万原はトップ。そして親が湯町だということを考えれば配牌時点でオリを決めても良いレベル。ドラなんだからもうちょい警戒すべきだったねとかそういう次元じゃない。
とまぁめちゃくちゃ言ったけど、今回の大会、咲本編の大会と比較すると小村さんに限らず割と雑なプレイが散見される。可愛過ぎさくらのもうドラいらないとか。
これこそがいつもの咲本編やこれまでのシノハユの大会シーンとは違うところだろう。全員が全員将来トッププロになる子だとか、大会実績持ちだとかそういうのではなく、ミスもする普通の中学生らしさが出ているというところが、大きく異なる。
麻雀なんて競技やってりゃ普通はもっとぽんぽんミスする。増してどの子も中学生で、別に名門の子だとかそういうんでもない。読者視点から「普通はこうする」なんて指摘をすること自体は楽なことだが、まぁこういうところもまだ幼い子をフォーカスしているシノハユらしい魅力だよね。

さて、雫部長が勝ってくれたことによって、点差はともかく一位の回数は並びました。
ここに来て湯町から繰り出されるのは”シノハユ界で最もバブみを感じる”、”湯町中のおかーさん”、”正直この子ならママになってもらいたい”、”ていうか実質ママ”などと評される(※全て山吹一個人の意見です)稲村杏果!!!
四人から託されたこのバトン、果たして勝利へと繋ぐことができるのでしょうか!! 次号に続く!!!!
ところで横の柱、杏果様が人生初の麻雀大会扱いされてるんだけど小学生ん時の大会は忘れ去られているのだろうか。

前話書き損ねたから同時更新。手抜きでごめんね……。
でも麻雀回って日常回に比べて圧倒的に書くの難しいんだ……ぶっちゃけ麻雀そのものの考察書けるほど私麻雀詳しくないからね……。
というわけで、どうも山吹です。
すっかり暑くなってきて参りましたね。ただ暑いは暑いでも湿気の多い暑さはどうも苦手です。蒸れるのほんとどうにかなんねーかなぁ。
特に靴とか股下の蒸れっぷりがひどい。何か良い対処法を捜して行きたいこの頃。
さて、それでは続きから感想記事になります。
ビッグガンガン最新号のネタバレを含んでいますので、単行本派の方はご注意ください。
シノハユ 第33話「中堅戦」
先月分ですし、ほぼ麻雀回なのでささっと書いていきます。とりつかいの シノが しょうぶを しかけにいった!

前回、絶望の六向聴から鳥さん絡みの鳴き三色を和了ることに成功した白築慕さん。
ただの和了りではなく、3つの供託リー棒の回収、そして場の流れを自分に持っていくという意味でも大きな価値のある和了りだったと言えるでしょう。
それにしても多くの供託リー棒が溜まっている時に和了って回収するのは気持ちのいいものですねぇ。意外と大きいものですしおすし。
続く東二局からは慕さん、曖奈さん、伊藤さんと和了っていき、南入。
この時点で可愛過ぎさくらさんじゃなかった河杉さくらさんは焼き鳥状態で、点棒が五桁を割る大ピンチに。
9800ってまだなんとか返せる数字に見えないこともなくもないかもしれないけど、30000点持ちスタートなので普通の25000点持ちなら5000点切ってるんだよね。シノハユはいつもとルールが違うからちょっと感覚ズレやすい。それ言ったら本編100000点持ちだけど。

一人凹みしてる時点で字牌が大量に来たらやることは二つ!
そう、ぶち切れるか「これダメ元で国士和了れっかなぁー」と考え始めることですね!(※麻雀の途中でブチ切れる行為は推奨されておりません)
とはいえ、国士は役満の中では比較的和了りやすい分類ですし、可愛過ぎさくらさんは現時点普通に和了りを目指しても難しい状況下。ここは和了れない可能性が高いことを分かっていても、イチかバチかに賭ける選択は間違ってはいないでしょう。
……とやっていたら、なんと10種からの国士和了。咲シリーズだと個人戦の佳織さん以来かな。

この状況でもおめでとうと言える慕メンタルisGOD.
大会の負けたらヤバイ状況でも言えるなんて、やっぱシノはすげぇよ……。

そこから曖奈さん、慕さんと和了っていってついにオーラス。
トップは役満を和了った可愛過ぎさくらさんだが、元の点数が点数だったせいで点差自体は意外と僅差。
4600点差を詰めることができるか慕さん。
曖奈さんがドラ3三色同順、慕さんは三色同刻を狙うために次々と鳴いて仕掛けにいく。
途中、伊藤さんから当たり牌が出るも、慕さんまさかのこれをスルー。それは和了っても一位になれないため、慕さんらしい見逃し方だ。
しかし、それがアダとなって曖奈さんに頭ハネで掠め取られ、残念ながら一位になることは適わず。
慕さんが常に一位を目指すというスタンスは我々も知っての通りでしたが、しかしこれは自分だけでなく他のメンバーも含む団体戦。
もしも伊藤さんから和了っていれば一位は取れずとも万原中に一位を二回取らせることはなく、また少しとはいえ点差を詰めることができていたのです。
しかし、点差が大きく開けている現状では慕さんの一位へのいつものこだわりを抜きにしたって、点差を少しでも詰めるより一位を三回取りにいく戦法は普通にアリな考え。
果たして、どちらの方が”最良”の結果となるのか。
それは神のみぞ知る──。
シノハユ 第34話「副将戦」
ぶちょうの しずくが しょうぶを しかけにいった!
ということで中堅戦を二位で終えた慕さん。そこに辿り着いた思考の過程はどうあれ、結果だけを見るのであれば一位を目指すより伊藤さんから和了って万原中との結果を詰めた方がいいということになりました。結果論だけで良い悪いを語るのは麻雀においては論外だとは思いますが、大会においてはその場の結果だけが全てですからね。

個人戦ならまだすっぱりと割り切ることもできたのでしょうが、これは団体戦。
良い悪いはさておいても、やはりチームに負担をかけてしまったことについては今までには感じたことのない類の重圧を受けてしまったようです。
チーム戦というのは、個人戦ではどうやっても味わえないこの重圧こそが面白さへと繋がる……普通は個人戦の麻雀という競技を団体戦にすることによって面白く見せるなんてやっぱりっつん神先生はすげェよ……。


→+Bでロケットずつきかな?
はー、オレもなー、慕ちゃんにロケットずつきかまされてーよなー、オレもなー。

濃厚なシノリチャを前に、質屋もさすがに困惑。
頭突きしたいわけでもないのにどうしてリチャに突撃するの? それはね、そこに的があるからさ。

慕さんから後を託された雫部長。
点差は未だ広く、一位の回数でも万原中に負けているという状況。
しかし、副将ということで相手も各校の4位以下の可能性が高いわけです。中堅までの3人の重要度が高いからね。
それなら雫部長も勝てる! いけー、いけー、し・ず・く!!

万原、魚瀬、第六にフルボッコにされ、なんとオーラスまで焼き鳥という酷い状況。ヤケでビール呷りたくなるね。焼き鳥だけに。

その上頼みのツナであるオーラス配牌でも酷い有様。
しかし、雫部長は「運に見放されても部員に見放されたくはないわ」と名言を放ちつつ、閑無を意識しながら逆転の芽を育てていきます。
しかし、先鋒だったからなんとなくの予想はついてたけど、湯町のランキング一位って閑無だったのか。
まぁそれには閑無の素の実力も当然含んでいるが、はやりんが欠席しがちなことと、慕さんの打ち方が明らかに長いスパンで見た時に得られる結果という意味で適しているわけではないという二つの要素も孕んでいそう。
前にスマホゲーやってた時にも言ってたけど、閑無は部内でやる時はのどっちのように長い目で高い勝率を叩き出せるデジタル中心の打ち方をしているのかしらん。
閑無ならこうする、と鳴き速攻を仕掛けていった雫部長。
結果、クソ配牌から喰いタンで和了ることに成功し、次に繋ぐことができました。
さらにそこから比較的? 良配牌を貰い、万原からピンピンロク+一本場を和了ることに成功。
続いて三連荘でまくってトップに立つことに成功、湯町の勝ちを繋げることに成功しました。

今回のやらかし案件は確実に万原中の小村さん。
オーラス一本場、トップの万原は団体戦の性質と現時点の点差を考えればこの場で最も警戒すべきは湯町の一位三回。残り二校は点差でも一位の回数でもおそらく上回られることはないだろう。
そしてオーラス時点で万原はトップ。そして親が湯町だということを考えれば配牌時点でオリを決めても良いレベル。ドラなんだからもうちょい警戒すべきだったねとかそういう次元じゃない。
とまぁめちゃくちゃ言ったけど、今回の大会、咲本編の大会と比較すると小村さんに限らず割と雑なプレイが散見される。可愛過ぎさくらのもうドラいらないとか。
これこそがいつもの咲本編やこれまでのシノハユの大会シーンとは違うところだろう。全員が全員将来トッププロになる子だとか、大会実績持ちだとかそういうのではなく、ミスもする普通の中学生らしさが出ているというところが、大きく異なる。
麻雀なんて競技やってりゃ普通はもっとぽんぽんミスする。増してどの子も中学生で、別に名門の子だとかそういうんでもない。読者視点から「普通はこうする」なんて指摘をすること自体は楽なことだが、まぁこういうところもまだ幼い子をフォーカスしているシノハユらしい魅力だよね。

さて、雫部長が勝ってくれたことによって、点差はともかく一位の回数は並びました。
ここに来て湯町から繰り出されるのは”シノハユ界で最もバブみを感じる”、”湯町中のおかーさん”、”正直この子ならママになってもらいたい”、”ていうか実質ママ”などと評される(※全て山吹一個人の意見です)稲村杏果!!!
四人から託されたこのバトン、果たして勝利へと繋ぐことができるのでしょうか!! 次号に続く!!!!
ところで横の柱、杏果様が人生初の麻雀大会扱いされてるんだけど小学生ん時の大会は忘れ去られているのだろうか。