前話→【感想記事】シノハユ 第30話「市大会」右手に牌を、左手に箸を。
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 どうもこんにちは、山吹です。
 いやぁ気が付けばもう3月が終わろうとしていますね。一月往ぬる二月逃げる三月去るなんて言葉もあるように、まさに去るように3月の日々が過ぎていってしまいました。
 そして3月が終わると……うわぁ怖い、なんと入社式なんてものが……社蓄なりたくないめう……永遠にこの3月を繰り返していたいめう……。
 ただ唯一の救いは、入社式は咲の聖地である某所で開かれるということくらいでしょうか。まさか初めての咲聖地訪問が入社式を兼ねるとは……人生とは、なんとも因果なものよ。

 さて、今月のビッグガンガンの表紙は、先日めでたくアニメが決定したクズの本懐!
 元々アニメ化する以前から有名な作品ではありましたが、ビッグガンガンから良き作品が生まれ、知られていくのは、読者としてはとても嬉しい限りですね。
 ていうか、もしかしてビッグガンガンの連載陣って私が思ってるより結構強いんじゃないのこれ? うん? 強いんじゃない? 昔の私ならシノハユ抜きなら買いもしなかったろうけども、今ならシノハユ抜きでも買っちゃうかもしれないレベルだね。問題はシノハユが無くなった瞬間に私も亡くなってしまうことくらいだろうか。


 茶番もそこそこに、それでは続きから感想記事になります。
 ビッグガンガン最新号のネタバレを含んでいますが、なんとシノハユ単行本6巻を読むとそのままビッグガンガンの続きが読める!
 上述した通り、今のビッグガンガンはシノハユ以外にも良い作品が多くある!
 今まで単行本派だったそこの君も、これを機にリアルタイムでシノハユを追って読もうぜ!!



シノハユ 第31話「団体戦」


前回のあらすじ


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シノハユ6巻を買って読もう!!

 って、心ちゃんが叫びたがっているんだ。(言いたかっただけ)


石飛閑無、敗北──……。

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 今回のシノハユはセンターカラー。シノハユ特典といい玲奈さんのカラー化が目立つような気がするのは気のせいだろうか。
 この見開きで慕さんと玲奈さんがいるところは島根県の松江市内。しかしまぁ毎度特定班すごいっすわ。


 んで、肝心の内容。閑無が久しぶりに再開した悠彗ちゃんに敗北しました。
 前回の締めでは随分とヤバげな雰囲気を醸し出していましたが、しばらく会っていない間に悠彗ちゃんは麻雀殺戮マシーンに──なったわけではなく、あくまで咲-Saki-あるあるのイメージだったようです。よかったよかった、全部ゴッ倒すとか変な中学デビューを飾った悠彗ちゃんはいなかったんだね……。

 まぁキャラは変わってはいないとはいえ、小学生時代では上を行かれていたはずの閑無をトバして勝ちあがったことは事実。
 一体何があったのだろうかと思っていたら、
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 たった2局!?
 こりゃあれだよね、東二局で終わってしまった……という解釈をしていいんだよね?
 今回の団体戦は10万点共有ではなく、それぞれ30000点スタートであるため、一応東二局で終わる可能性は確かにある……とはいえ、可能性はある、というだけで、普通にやっていたら通常よりは多い3万点持ちで東二局で終局というのはそうそう起こり得ることではない。
 マジで悠彗ちゃん何をしたんやと思ってたら、リチャードソンと質屋の二人による解説が入りました。この二人デキてんの?

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 どうでもいいんだけどなんで毎回質屋も来てるんだろう……。
 リチャードソンの解説によると、閑無は先制リーチを掛けて5200振り込んだ直後に悠彗ちゃんのお得意ホンイツ親倍に振り込んでトバされてしまった……とのこと。
 3万点持ちなので、リーチ+5200+24000で本当にギリギリアウトって感じのトビ終了って感じですね。
 こりゃあ本当に運が悪かったとしか言いようのない、麻雀のたまによくある事故というやつだろう。
 しかし、過程はどうあれど、大会とは結果のみが物をいうもの。敗北は敗北なのだ。

 続くは次峰・瑞原はやり。
 東二局で敗北を喫してしまった閑無は、はやりにただ「頼むわ」と一言託す。
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 少し前……とは言っても、もう数年前だが、はやりんを目の敵のようにしていた頃からは信じられないような言葉。閑無の精神的な成長が感じられるところがいいね。
 そして閑無の無念を背負って卓へ向かうはやりん。アイドルたるもの、どんなシリアスな場面でも☆を忘れてはならない。……のか?


次峰・瑞原はやり

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 早くも旗色が悪くなった湯町中学校の前に立ちはだかるのは万原中学校の砂口千春。
 中二にして171cmの長身、ロンスカ、勝気な性格が組み合わさって完全にヤンキー。
 とはいえ、中二のヤンキーどころかリアルチンピラと相見えたこともあるはやりんは長身から見下ろされた程度では動じず、さらりと受け流す。

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 始まった次峰戦。
 はやりんの目標はあくまで牌のお姉さんへ続くインターハイで結果を残すこと。
 しかし、今は自分一人だけじゃない。個人ではなく、このチームで勝ちたいと強く思うはやりん。
 この想いに応えるように有効牌が次々と入り、他家の振込みを待つことなく自力で派満ツモまで漕ぎ着けました。

 この当時は真深さんへの憧れ以外の繋がりが結構薄いイメージがありましたが、どうやら中学になってからはやりんもこのチームで勝ちたいと思えるほどに他の面子と打ち解けてきたんでしょうかね。
 ただ惜しむべき点としては、これまではやりんが他の面子と仲良くなるような描写がそんなになさそうなところでしょうか。正直ちょっとはやりんってそこまでこのチームに思い入れができるようなイベントあったか? とか思ってしまった。割と入部から大会まで駆け足だったからなぁ……。


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 観客席の方に戻った閑無。
 かつては謝り方をネットで調べていた頃が嘘のよう。はやりへ素直に後を託した時と同様に、閑無の精神的成長が見て取れます。
 その悠彗ちゃんの親倍振込みについては、ホンイツと見破ることも難しく、切った西も生牌ではなかったと、本当に事故的なものであるとフォローがなされました。まぁそれはそれで悠彗ちゃんが本当に強くなったのかどうか怪しく感じてしまうのが難だが。


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 去年の夏、全国大会の後に会った際、閑無たちは悠彗ちゃんから森脇先輩が万原中を強くする特訓を行なっていて、それに混ぜてもらっていることを聞かされていたらしい。
 その特訓の結果、悠彗ちゃんは前よりはるかに強くなることが出来たのでしょうか。とはいえ、親倍一発だけ見てもなんとも言えないのが。


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 しかしその後千春さんの連荘によって早々にまくられてしまう。
 あまり万原中は強くないイメージがあったが、これも森脇先輩の御指導によるものか。
 前回までポプ麻とかやっていた湯町中との温度差がちょっと感じられてしまうシーンだった。


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 続く三本場、ドラは北。
 先輩に使いにくいドラだねと言われていたが、確かにその通り微妙なところのドラ。
 はやりんの手牌で多いのは、鳴いて速攻か綺麗な形のタンピン手。手牌にある字牌はどちらもオタ風だし、ここからだとはやりんならピンフイーペー狙いかなぁ。
 ただ阿知賀編で船Qがそうだったように、イーペーコー狙いの手って、なんか気が付いたらチートイに移行してる時ってあるんだよねぇ……。
 まるでその時を思い出させるかのように、はやりんの手にドラ北、パーピンとやってきて、チートイテンパイ!
 そして続いてやってきたのはドラ表示で見えている西。普通なら一枚切れていて使いづらい字牌だが、はやりんの手牌はチートイで待ちを自在に変えられる役。
 待ちを西に切り替えると、同じく西をツモった万原中へチートイドラドラを炸裂!
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 偶然ですが、これは閑無がトバされた西単騎と同じ。狙ったわけじゃないでしょうが、結果的に意趣返しすることができたということになりますね。

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 なんか閑無の表情がまるでキュンと恋しちゃった乙女のようにすら思えちゃったのは私だけでしょうか。墜ちとるやんこれ!
 あー、これ見えてないけど杏果様の表情絶対怖くなってる奴だぞーこれー絶対怖くなってる奴だぞーこれー。


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 そこから次峰戦のお約束キンクリされて結果ははやりんのトップ終了!
 とはいえ、千春さんに善戦されてしまったことと、閑無の負け方が負け方だったことから、点差自体はまだまだ酷いもの。
 続く中堅戦、慕さんに後が託されます。


 今回は久しぶりにはやりん回でしたね。
 真深さん目指して、着実に成長している様子が見れてよかったです。
 ただし行き着く果てが全裸ベッドダイブなんだよなぁ……!!


 次回は、咲日和か咲本編の感想記事だと思います。それでは。