
咲-Saki-10周年おめでとうございます!!
はい、どうもこんちゃかわー、炎上院すばらです。
今日も研究室で3時に寝て6時半起きとかいう卒論のせいでクソスケジュールをこなしていますが、まぁこのブログに来ている方は私の卒論話なんて聞きたいわけでないでしょうから次行くよ次。
数日遅れてしまいましたが、咲-Saki-が初掲載から10周年を迎えましたとのことで。大変めでたいことですね。すばらです!
参考:
・咲-Saki-連載10周年おめでとうTLまとめ
・2月3日は漫画「咲-Saki-」の誕生日です
10年も連載していると、かなり前から咲-Saki-を知っておられる方も多いでしょうか。
前にもブログに書いたかもしれませんが、実は私の咲歴は、他のブロガーの方々と比較すると非常に短いのです。
私は昔も今も、あまり知らないマンガやアニメに手を出すというのはレアケースでして(アニメをリアルタイムで追いかけるのは年一本くらい)、咲-Saki-の存在を知ったのも連載どころかアニメ化してからも随分と経った頃でした。
確か咲のアニメ一期が2009年とかだったはずですが、私が咲という作品にはじめて触れたのは確か2012年だったか2013年だったか。しかも知ったきっかけはブックオフで適当に立ち読みしようと物色してて、たまたま目の前に咲があったというだけで、当時はアニメ化していることも阿知賀編の存在も知らないままでした。
それでブックオフにあった咲をたまたま見つけて、なんとなく手に取って、一応当時から
で、確か当時出てた10巻くらいまで全部立ち読みしまして──それで咲にどっぷりハマったかというと、全くそんなことなくて(笑)
別に買うこともなく、立ち読みしただけでその日は帰宅したはずです。
本格的にハマったきっかけはSSの存在です。私は昔からSSが面白い作品が好きでした。自分の好きな作品のSSを読む、ではなく、SS界隈が活発な作品を読むという、ある意味逆の楽しみ方をしていたのです。高校時代の何割を禁書SSに費やしたかは覚えていません。そういや禁書もSS読んでから原作全部揃えたっけな。最近ハマった俺ガイルもSSから原作、円盤揃えましたし。今では自分もSS作家です。
まぁSSが好きだったのにも関わらず咲の存在を知らなかったわけですが、咲を立ち読みして以来、まとめサイトの咲SSが目につきはじめるようになりました。そして咲SSを読んでるうちにがっつりハマってしまって、立ち読みで済ませていた咲原作を全て購入して、少し経ったあたりで咲全国編がアニメ化決定した、という感じでしょうか。
咲全国編のアニメ化決定少し前に原作を買い揃えたと思うと、私の咲歴って本当に短いな!
まぁ咲に対するモチベーションが高まってきた辺りで丁度アニメ化が決まったため、それで私の咲に対するモチベーションが最高潮に達したというのは確かにあるでしょう。タイミング的にはバッチリでした。そのまま円盤購入勢になってしまいましたし。そしてそのあと咲がカードゲームに参戦したことがきっかけで、気が付けば私までが咲ブロガーになってまして。世の中何がきっかけで何にハマるか分からねぇな。
まぁ、咲にハマったのが随分と最近ということで、微妙に引きを感じることも実は結構多かったりするのですが(過去話されると全然分からない)、こうやって本気で好きになれる作品に巡り合えたことは、とてもすばらなことだと思います。
ということで咲界隈屈指のゆとり世代・炎上院すばらがお送りする「咲めも!!」を今後もよろしくお願いします。
はい、無駄に長く自分語りを済ませたところで、続きから感想記事になります。
ヤングガンガン最新号のネタバレを含んでいますので、単行本派の方は今回のヤングガンガンを購入して、15巻発売まで待って、それから読んで本誌勢になろうぜ!!
第154局「奮起」
ふん‐き【奮起】[名](スル)ふるいたつこと。勇気・元気をふるい起こすこと。「大いに―して勉強する」
引用:goo辞書
・前回のあらすじ
・高鴨穏乃、覚醒せり。
前回の引きで、準決勝の時に比べてさらに大きな成長を遂げたことを示唆する穏乃のシーンが。
その気の大きさは、準決勝を直接解説を行っていた小鍛治プロが誰これ、と思ってしまうほど。
久しぶりの和との再会、淡ら強豪との対戦、そして赤土先生らとの特訓を経て、小鍛治プロを持って別人と思わせるほどの変化が訪れたということなのでしょうか。
決勝戦・大将戦の組み合わせといえば、我らが主人公・宮永咲、スーパーノヴァ・大星淡、そして
化け物揃いの市場に、また一人新たな化け物が舞い降りようとしているようです。
高鴨穏乃。
彼女の存在は、大将戦においてどのような影響を及ぼすのでしょうか。
そして小鍛治プロらと同様に、穏乃の強大な気を感じ取っていた咲。気だけで察知できるとかお前らあれなの、サイヤ人か何かなの? 戦闘民族という意味で、そう大きくは間違っていないような気がするけど。
ここで咲が穏乃の気に対して、姉である照、長野予選ラスボスの衣の二人を引き合いに出す辺り、小鍛治プロと同様によほど強大なものを感じ取っているようです。
「でも、どこかで会ったことあるような」
しかし、このセリフには何か違和感を覚えるでしょう。咲と穏乃が相見えたシーンなどありましたでしょうか。これはもしや、咲と穏乃の過去に何か繋がりが──!?
なんてこともなく、普通に会ったことあるんですよね。会ったっていうか、すれ違っただけという言い方が適切でしょうが。
しかし咲本編だけだとすさまじく分かりづらいのも事実。
それではここで、アニメ咲全国編1話のシーンを振り返ってみましょう。
そうですね、ここですね。
阿知賀編では穏乃達が咲を知るシーンでしたが、咲全国編アニメでは咲から見た阿知賀面子の印象を知ることができるアニメオリジナルシーンとして話題になりました。なったよね? 私当時咲まとめアンテナ知らなかったから適当言ってるかもだけど。
しかしまぁ、まさかそこから取ってくるとは。このシーンがアニメオリジナルであることを知っていると、なかなかになかなかだね。
まぁ原作のみ勢には「あれ、こいつら会ったことあったっけ?」と思われてもおかしくないくらい分かりづらいセリフなのも事実ですが。咲は原作本誌、アニメ、作者、ファンのブログ全てをリアルタイムで追いかけることによって面白みが数万倍に膨れ上がるコンテンツ!!
・末原恭子の激励
と、呆けた咲に声を掛けたのは私のキャラソートランキング堂々一位を誇る末原ちゃん。
ん?
待って?
咲と末原ちゃんが会話してる?
世界に幾億人いる末咲ファンの皆!!
見てるか!?
我々の
私が!! 私たちがぁ!! 夢見た光景がぁ!! 今ここに!! 今!! ここにぃぃぃいいい!!!
しかしまぁ咲VITAん時にも思ったけど、ほんと並ぶと末原ちゃんの方が小さいの違和感バリッバリやな。
まぁ咲さんが小さいという印象もあるけど、末原ちゃんがかなり小さい方だという印象がないんですよね。
周りのロリキャラと比較するとさすがにマトモな方だけど、高校三年生で身長147cmは女子であろうとも十分小柄な方。でも本人の性格は大人びてるから、あんま小さいって印象が根付かないというか。
そして咲のセリフ、「2回戦の最初の3局とか今日の末原さんにも、勝てる気はしなかったです」
2回戦の最初の3局というのは、末原ちゃんが連続早和了りをかましたシーンのこと。(霞さんのお急ぎかしら……のとこ)
このセリフを聞くと、今回の準決勝での末原ちゃんの奮闘は突然覚醒した、というわけではなく、準々決勝の時点でもすでに咲が勝てる気がしないと思うほどの実力(あるいは相性の良さ)をきっちり持っていた、という風に受け取ることができます。次やったら勝てませんってのは最初の三局の時点で分かってたのか……。
あくまで準々決勝での末原ちゃんの失態は実力不足とかそういうのではなく、豊音、霞さんというトップレベルの化け物相手に対応が後手後手に回ってしまったことが原因である、と。
まぁ、この二人、豊音も霞さんも大舞台で本領を発揮した場面が異様に少なく、事前に対策を練ることがほぼ不可能であったこと、そしてこの準々決勝での化け物たちとの対戦が今回の咲、爽への対応の良さに繋がっていることを考えれば、前回の失態から今回の末原ちゃんの奮闘は突然のパワーアップなどといったご都合主義でもなんでもなく、前回の反省も踏まえて本来の実力を素直に発揮できただけのことであると考えられるでしょう。照が好評価を下していたのも納得です。
しかし、過程はどうあれ、点数では咲たち清澄高校が上回り、姫松高校が下回り、咲たちは決勝へ、末原ちゃん達は敗退という結果になりました。
ほんのわずかな差で負けてしまっても、潔く敗北を認め、決勝がんばってなと咲を激励する末原ちゃんの姿に全私が涙。
末原ちゃんは本当にお疲れ様でした。あなたに激励されたのは何も咲だけではない。私含めた読者もなんですよ。
・爽と誓子の夜事情?
例のパウチカムイがテレビで放映されてしまった……ということは有珠山面子もそれを確認してるわけで。
まぁ、もしもそれを知っている人なら、気が付いてしまうわけで。
なんと気が付いたのはチカセンでした。
アレ連れてきてたのね、と言っているということは少なくともチカセンはパウチカムイの存在、及び効果について知っている模様。
……なんで知ってるんですかね?
これは間違いない、使われた経験があるな。
試合以外でも役に立つかもしれないしって何ですか!!?
夜の!!! ベッド以外の!!! どこで!!! 役に立つんだよ!!!!!!!!!!
こいつ!!!!!! 東京の夜で!!!!!! 思い切り使う予定あったよ!!!!!!!!!!!!!
そしてチカセンがむくれてるのは!! 自分に使われる予定だったのもをネリーに使われたのにキレてるのか!!!? もしくは他の女に使われる可能性が込みであったことに嫉妬してるのか!!!!!?
パウチカムイをめぐる夜事情は闇が深いぜ!!!
・姫松の意思は砕けない
ケツだじょ。
今回、清澄と姫松の明暗を分けたのはわずか100点の差。
積み棒一本、リー棒一本で勝敗を分ける差だっただけに、どうしても悔やんでも悔やみきれないところは出てきてしまいます。
洋榎ちゃんが中堅戦ラスト、揺杏に差し込みをせずに己も和了ることを目指していれば、末原ちゃんがリー棒を出さずにダマに徹していれば。
とはいえ、それらを悔やんでも仕方がありません。すべては結果論。
明日もあることですし、今は後悔するよりは明日に備える方が先決──明日?
明日にそなえてなーって、そもそも明日って何? 非常に残念ながら、姫松は準決勝にて敗退してしまったはず……。
セーラと戦う? 何? 個人戦? それとも練習試合?
いや、個人戦まではまだ日があるはずだし、たった今敗退が決定したばかりの姫松が千里山と練習試合をすでに組んでいるというのもおかしな話。
それでは一体、何の話なんでしょうか。
5 位 決 定 戦 ! ?
えっ、なにそれは……。
どうも決勝の前座のエキシビションみたいなもんで、そんな試合があるみたいです。由子ちゃん曰く試合は短いけど、とのことなので、地区予選序盤のように半荘1回×5戦なのかな。
うーむ、あまりに突然出てきた設定なのでちょっとびっくりです。
まぁ、どの高校も優勝のみを目指してやってきてるわけですし、5位決定戦なんて負け前提のエキシビションなんて話に挙げるのもおかしいのかも。
しかし千里山、新道寺が敗退した時に思い切り悔しがっていたのに対して、有珠山、姫松が思いの外かなりあっさり目だったことに関しては、どーなんかなーと思うところはあったり。有珠山はまだともかく、姫松だと絹恵ちゃん辺り号泣だと思ってましたよ私。
もし二校があまり悔しがっていない理由がまだ5位決定戦が残っているというものであるなら、なんか千里山と新道寺が微妙なことに。
とはいえ、阿知賀編の時に、もしくはそれより事前に、もしも5位決定戦なんてものが存在することが判明していたのなら、私はここまで準決勝を真剣に読み込むことが出来ていなかったとは思います。ここで負けても、まだ姫松に出番はある──そんなことを裏で思いつつ応援するのは、確かに嫌なことではあります。なので、多少後付け設定感が出てしまっても、今の今まで5位決定戦について隠していたこと自体は正解であることだとは思っています。
それにまぁ、姫松、有珠山に千里山、新道寺に個人戦を待たずにまた出番があることは素直に嬉しいしね。すばら先輩の対局とかもう永劫ないと思ってたよ。
5位決定戦については、色々書きたいこともあるので、また別記事にてゆっくり書きたいと思います。
・叩き潰して伝わる心
一方、ギリギリとはいえ決勝行きを決めた清澄高校。
妙に待ち遠しそうな顔をするのどっちが可愛いね。
そういや前回のりっつん神先生のブログではペンとトーンが間に合ってないページがあることを示唆してたけれど、確かに清澄のページ全体が間に合ってなかった模様。ちなみにこの回、ギリギリ15巻には収録されないはずであるため、このページの修正を見れるのは多分来年の秋とかになるっぽい。
ころんだじぇ。
まぁ何はともあれ決勝進出。
しかし、肝心の試合内容はネリーに完封されてしまったというもの。
咲としてはやはり微妙に気になってしまうところのようだ。
けれど、咲たちが参加しているのは、あくまで団体戦。
まこ、久の二人が先輩らしくそれまでの経過について諭します。
そうだね、これが個人戦ならいざ知らず、団体戦なんだから、勝つも負けるも一人に掛かってるわけじゃない。
姫松に勝ったのはわずか100点だけれど、5人で掴み取った貴重な100点なのだ。
そして久は何か悔やむことがあるなら決勝で晴らせばいいと。
そう、決勝に進出するということは、咲が願った照を含むチームとの対戦が適う。
決勝は、ネリーへの雪辱を晴らし、そして照との話せる機会を作れる場面。この場をおいて、他にこの気持ちを晴らせる最高の機会はあるまい。
今まで会話どころか対面することすらできなかった咲と照。けれど、麻雀を通してなら、お姉ちゃんと話せるような気がする。
かつて言ったその言葉は、果たして現実のものとなるか。
でもねぇ、咲ちゃん?
叩き潰して伝わる心って、なんかこう殺意とかそういう方面なんじゃないかなぁ……?
心ちゃんだったら確かに叩き潰すとかそういう単語似合うけどさぁ……。
そんな叩き潰すというフレーズに思わず苦笑するも、場面自体は咲という作品の根本に触れる重要な場面。
咲と照は、分かり合うことが出来るのだろうか。
・山の頂で遊ぶんだ、和の学校と!
トーナメント表を指して、山みたいだとあらわすのは実に穏乃らしい。と同時に、なるほどそういう見方があったかと感嘆してしまった。確かによくあるトーナメント表とかなら山みたいだ。
この山の頂で、和の学校と戦えるねと笑みを表情に浮かべる穏乃は実に楽しそうでいいね。この話の1ページ目で化け物じみた何かになっているのが嘘のようである。
化け物じみた何か↓
ところで、
アコチャースカート短すぎィ!!
萌え袖も組み合わさって威力二倍だじぇ! ていうかこれ*見えちゃいますよね……。
安心してください、はいてませんよ。
・そして──。
西田記者が目撃した、それは一体──!?
後日、5位決定戦について何か書く予定です。